受験勉強の攻略に最も有効なのは、どの科目をいつまでにどれだけできるようになればいいのかを明確にすることです。
僕がこのように感じるのは、現役のとき、高校の先生が塾はいらない、学校のテキストをやり込め、文武両道を目指せ、部活をやらないなどありえない、いう自称進学校の洗脳を受け、受験に失敗した苦い記憶があるからです。
今思えば、あれは洗脳と行っても、過言ではありませんでした。
みなさんはネットでいろいろと調べてみたことがあるはずです。
昔に比べて、今の時代はネットのおかげで都市部と地方の情報格差は徐々に小さくなっています。
しかし、それでもまだ意識の高い一部の人にしか届いていないのが実情です
たしかに、ネットで検索してみると、勉強法に関する情報をたくさん目にすることができます。
しかし、それはオススメの参考書であったり、点数を取る裏技のような眉唾のものまで混合玉石です。
しかし、どの情報も受験生の皆さんに当てはまるような普遍的なことを述べているものが少ないように僕は感じました。
ブロガーの視点で言えば、受験について記事を書くことはマネタイズしにくいです。
しかし、この国の未来、ひいては科学先進国としての矜持をもつものとして、一人でも多くの理系の方に勉強を続けてもらいたい、その一心で僕は記事を書くことにしました。
これから受験勉強を始めるひとも、始めたはいいもののこのまま続けていいのか不安という方も、この記事を読んで受験勉強のあるべき姿を正しく捉えましょう。
勉強することのメリット
- 将来の選択肢、可能性が広がる
- 人に恵まれる
①将来の選択肢、可能性が広がる
- あなたには夢がありますか?
- 人はいつだって何もにでもなれる
こういった耳障りのいい言葉に安心して、今目の前にあることに集中できていない人はおそらく何もにもなれないでしょう。
僕が考える、勉強することの一番の意義は
将来の選択肢、可能性が広がる
ことだと思っています。
気付いたら夢を追いかける資格を既に失っているなんてこともあります。
レベルアップはできるときにしておきましょう。
このブログのテーマでもある「0を1にする」のが勉強のスタートです。
全く知らないのと、少し知っていることの差はとても大きいです。
夢があるなら一分一秒を惜しんでいますぐ行動を始めるべきです。
でも、何をしたらいいかわからない、という方もいるでしょう。
それ、はっきり言って、勉強不足です。
知っている人はもう既に何かしらの行動を起こしている人もいるでしょう
知らない、勉強していないことに自分の未来は開かれていません。
社会人になってから、医者になりたい、弁護士になりたい、という夢はほとんどの場合、夢のまま終わります。
たくさん勉強する時間の与えられている学生という身分が特権であるということを忘れてはいけません。
興味があることはどんどん勉強していこう!
②人に恵まれる
類は友を呼ぶ
一つの例ですが、自分は小中学校時代、周りの友達と話があわず、苦労しました。
その当時は、自分の話し方が分かりにくいのが原因だと思い込んでいました。
しかし、高校に進学して、仲良くできる友達が一気に増えたことで、仲良くできなかったのは環境のせいだったんだと開き直ることができました。
自分のレベルを挙げれば、ステージが代わり、付き合う人も変わります。
現在、人間関係に悩んでいる方は、自分をアップデートして人間関係を断捨離するのも一つの手です。
ちなみに僕は小中学校の友達とはもう誰とも連絡を取っていません
大学受験で求められる力とは
- 情報取集
- 計画
- 実行
①情報取集
勉強の質を左右する最も重要な作業です。
誰に習うのか、何をどのくらい勉強するのか、実はここでほぼ勝負が決まります。
考えるより先に手を動かせ、というのは前時代の発想です。
同じ時間勉強しても差が付くのは才能の差ではありません。
情報の差です。
今の自分のやり方に少しでも疑問を持っているなら、ときに立ち止まる勇気も必要です。
②計画
計画通りにいかないことを初めから計画しておきましょう。
受験勉強は既にゴールが決まっています。
学校のカリキュラム通りに3年間で学習範囲を一周してから、本格的に受験勉強に望むいうのは3年の夏休みから本気出せば間に合う、という計画ありきのもので準備なしには成功はなし得ません。
自分で独学するのか、塾を利用して先取りするのか、人それぞれだと思いますが、方法には絶対的な正解はありません。(オススメはあります)
計画倒れにならないための僕が考える最良の方法は、前倒しでどんどんタスクをこなすことです。
受験勉強にゴールはありますが、実は終わりはありません。
やればやるほど、つまり自分のレベルが上がれば上がるほど、次に自分がやるべきことが見えてきます。
気づいた時には、もう時間が足りない、なんてことのないように日々勉強をしましょう。
時間はみんな平等
③実行
一度、計画を組んだら実行する際は雑念を抱いてはいけません。
目の前のことに集中するべきときに、先々の考えたりすることは生産性を落とします。
計画は一日の終わりに日々修正していけばいいです。
これは過去の自分への戒めでもあります
受験生へのアドバイス
受験を終えた先輩として、自分の所感をいくつか。
「勉強をする」≠「問題を解く」
これは多くの方が勘違いしていることです。
「正確に概念を押さえ、運用する能力を身につける」のが問題を解く目的です。
何が言いたいかというと、取り敢えずこの問題集をやっておこう、というような勉強は何も身につかないからやめろということです。
問題集を選ぶ際は、きちんと目的意識を持とう!
「勉強をする」=「常識を増やす」
では、勉強とは一体何なのか?
ずばり、当たり前だと思えることを増やしていくのが勉強です。
物理や数学でいちいち計算せずとも定性的な考察でこういうことだと言えるように数式の意味を深く理解したり、国語や英語で読んだ文章の話題をその場限りでなく知識として取り入れる、といったことが勉強の本質です。
本来、点数とは副次的な結果に過ぎず、運の要因は否めません。
要は、たとえ失敗したとしても受かるだけの勉強をしようということです。
知的好奇心こそ、勉強の原動力
「解法」「公式」なんてものはない
理数科目では全て基本概念、基礎法則な基づいて、与えられた条件や起こっている現象を考察し、自然な発想でその導出のプロセスを思いつくものです。
解法を分類分けして、この問題はあのパターンなどと当てはめるのには意味がありません
パターン主義から脱却してください
実力をつけましょう
普通に読む
国語や英語にもテクニックが流布していますが、文章の内容を正確に読み取り、問題に聞かれたことを記述する、たったこれだけのことにテクニックなんていりません。
実力をつけましょう(2回目)
小さな成功体験を積み重ねる
期限があるからこそ、人は全力で努力することができます。
そして、小さな成功体験は次なる成功体験を求める原動力となります。
受験勉強はマラソンに例えられがちですが、個人の所感としては、走り込みに近いように思います。
一回一回の模試や定期考査に向けて全力で準備することで、本番に向けて力を蓄えていくイメージです(アオミネの感覚)
オススメの本
勉強法に関しては、自分の中に確固たるものがありますが、それを体系化してまとめたことがないのでどうしてもぶつ切りの説明になってしまいます。
順次、記事は追加していくなかで体系化していく予定ですが、いつかじゃなくて今、参考になるものが欲しい!、という方のために2冊本を紹介しておきます。
勉強大全 ひとりひとりにフィットする1からの勉強法
特に、文系教科の勉強法について参考になることが多い一冊です
文系の方はぜひ参考にしてみてください
東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっているシンプルな勉強法
この本の筆者の河野玄斗(こうの げんと)さんは東京大学理科三類に現役合格し、さらに在学中に司法試験も合格するという、本のタイトルそのままのすごい経歴を持っています。
現在は、医師免許も取得し、ダブルライセンサーとして、YouTubeなどで活動しています
特に、理系教科の勉強法について参考になることが多い一冊です
理系の方はぜひ参考にしてみてください
最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法
一読の価値はあります
受験勉強に関するよくある質問
- 勉強することのメリットは?
-
将来の選択肢や可能性が広がります。
- 効率の良い勉強方法は?
-
とにかく質より量を重視することです。
万人にあった勉強法は存在しません。
量をこなせば質も上がり、自ずと自分にあった勉強方法を試行錯誤して編み出すことになります。