(『つんでおく』とドク(読)とをかけた洒落)書物を読まずに積んでおくこと
引用:広辞苑第7版
本を買う。
読む時間はない。
とりあえず積んどく。
また本を買う。
やっぱり読む時間はない。
背表紙が読めるように積読。
またまた本を買う。
I don’t have time.
Tsundokuuuuuuuuuuuuuuuuu
最近、本を読む時間がない。
読みたい本を買っては積んで、背表紙を眺める。
ときどきページをパラパラする。
そんな付き合いだけの本がどんどん積もっていく。
読むのが全く追いつかない。
しかし、それもそのはず。
世の中では、1日に200冊もの本が出版されているという。
この中から一体、何冊の本が後世に読み継がれていくのだろうか。
自分がこれまで読んできた本を思いを馳せる。
積読を趣味にしてからの気付きもある。
本を積読すると、興味の変遷が地層のようになって現れてくるのだ。これは結構面白い。
今年の1月に買った本の層は、純文学に少し傾倒していたなとか、3月はミステリー月間だなぁとか。
まあ、ほとんど読めてはないのだが。
ふと考えたことがある。
生まれてから死ぬまでに、何冊の本を読めるのだろうか。
僕に残された読書時間は、あとどのくらいなのだろうか。
つまらない本は損切りするようになった。
お金を出して買ったとしても、つまらないものはつまらない。
お金と時間を無駄にするよりは、お金だけ損切りして次の本を手に取る。
これが最近の僕の読書観。
次は何の本を積もうかな。