物理を習うなら、東進の苑田尚之先生がオススメって聞くけど、実際どうなんだろう?
苑田尚之先生のプロフィール
講師名 | 苑田尚之 |
年齢 | 不詳 |
担当科目 | 物理 |
経歴 | 長崎西高校卒業 東京大学理学部の物理学科を首席で卒業 |
在籍予備校 | 東進ハイスクール、河合塾 |
出講 | 東大特進、河合塾本郷校、横浜校、MEPLO本郷教室など。 |
東大物理学科主席卒業ってパワーワードですよね
苑田尚之先生がオススメな人は?
- 高校物理に納得がいかない人
- 大学で物理を極めたいと志す人
- 尊敬できる物理の師を探している人
それでは順番に見ていきましょう。
①高校物理に納得がいかない人
天下りの公式。
まるでそうであることが普遍の心理であるかのような説明。
こういったものに嫌気がさしている方はぜひ苑田尚之先生の授業を受けるべきです。
“自然科学っていうのはモデルなんですよ、あくまでも”
苑田尚之(東進ハイスクール物理科講師)
これセリフを読んでも、「???”」となった方もいるかもしれません。
しかし、その反応は正常です。
高校物理は指導要領により、数学、特に微分積分を使わないことが明記され、不正確な記述や不明瞭な記述が蔓延っています。
そのため、現象に対する正確なイメージが掴めず、物理が嫌いになってしまったりする事例が後を経ちません。
また、数学が苦手だからと言って物理を嫌厭する人も見受けられます。
が、はっきり言ってそれはもったいないです。
物理にとって、数学とは“言葉”です。
現象をモデル化し、記述するためのツール、いわば言語であって、数学的な厳密さだったり、計算に本質的な意味はありません。
その数式が物理的に何を意味するのか読み取れる、解釈できることの方が重要です。
僕は物理を通して数学を学んだことで数学も次第に得意になっていきました。
定性的な説明で誤魔化してる人って実はよく分かってないだけ
②大学で物理を極めたいと志す人
苑田先生は基礎法則が何であるかを強調します
自明な基礎法則を一つ一つ積み重ね、自明でない結論を導き出すのが物理の醍醐味です。
問題を解く際にも、これは前やったあれ、というような説明はなさらず、
毎回根っこの基礎法則まで戻って原理的に考え、解く様子を見せてくれます。
基礎法則を元に考えると、シンプルに現象を見ることができます
③物理の師を探している人
大学以降をみすえた理数系科目への取り組み方にもたびたび言及されます。
分からないことはすぐ人に聞くのではなく、自分で考えて温めておくこと、そして同じレベルの人と議論することが重要だと強調されていました。
このことが本当に大事だと実感できるようになるのは、研究室に配属されて、日々新しい論文を読むようになってからです。
ときおり見えるサングラス越しの優しげな眼差しを思い出します
“微積物理”は受験に必要か
“数式は言葉です、計算じゃない”
苑田尚之(東進ハイスクール物理科講師)
そもそも、苑田先生は”微積物理”という呼称を好みません。
この議論に関する僕の答えは、ズバリ必要です
そもそも、この議論をする人は物理のことをあまりよく分かっていません。
微積がなくても問題が解けるんだから、大学生になってからまた改めてちゃんと勉強すればいいではないか、という意見はもちろん知っています。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか?
高校時代に正しい物理の見方を見につけなかった人は大学に入ると、その見方を当たり前とする教授の授業を受けることになります。
教授にとって、その考え方を介していない物理などもはや理解できません。
定性的というにはあまりにもお粗末なものであることがほとんどだからです。
こうして、高校のときは物理が得意であったと勘違いしてしまった人達は大学以降の物理でドロップアウトしてしまうことになるのです。
論点をすり替えているように感じるかもしれませんが、大学入試を突破すること、大学に合格することはゴールではありません。
スタート地点に立ち位置が多少変わるだけです。
この記事を読んでくれたみなさんは勘違いすることなく、”普通”に物理を勉強しましょう。
アオミネの個人的見解であることをお断りしておきます
苑田尚之先生に関するよくある質問
- 苑田尚之先生の授業はどこで受けられる?
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東進ハイスクール、東進衛星予備校、東大特進コースで受講できます。
- 苑田尚之先生の担当講座は?
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ハイレベル物理、トップレベル物理、大学の物理
過去問(東大、京大) - 苑田尚之先生の身長は?
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180cmくらいです。
- 物理の勉強をするうえで意識すべきことは?
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- 基礎法則の理解
- 適切な数式表現
- 現象の解釈
詳しくは物理の勉強をするうえで意識すべき3つのポイントにまとまっています