みなさんは顔文字を使うだろうか?
d(・ω・d)
文面でのやりとりにおいて、無機質で感情の正負がわかりにくい文章をはっきりさせる表現技法。文字が主体のデバイスでのやり取りにおいて、視覚的表現を織り混ぜることでコミュニケーションを円滑にする専門技術である。
失礼、熱が入りました。
とはいえ、このd(・ω・d) ←アオミネ。主張が弱いのか、まだまだ知名度が低い。
こんなに可愛らしい存在を知らないブロガー、いや人類は勿体ないではないか。
そういうことでこの記事が生まれたのである。
ここまで読んでお気づきだろうか。
このパクリ記事を読んで得るものは何もない。
自らの人生における貴重な時間を使用してまで読むものではない。
ただ僕、アオミネが自分語りをするだけなのだから。
人ではない何かを理解するとはそういうことなのである。
ということでここから長い長い自己紹介が始まります。
Q.顔文字とは A.d(・ω・d) ←こんなの
顔文字とは何か…って今更?!
そう思う方も多いことだろう。
顔文字はかの大手SNS、LINEやTwitterにおいて主に中年層に用いられるコミニュケーションツール、表現技法の一種である。
初出は諸説あるが古いものだと、リンカーンの演説の草稿にもその姿を垣間見ることができるという。
文字が主体のデバイスでのやり取りが主流となった現代。
音声通話やオンライン会議サービスが普及した昨今でさえ、未だSNSなどのコミニュケーションの主体は文字に依存している。
顔文字を使用しないものは一度のみならず、文面での会話で齟齬が生じ、その衝突は人間関係に亀裂を生じさせ、夫婦関係や取引先との関係をも揺るがしたという。
顔文字を文面に取り入れることで文章は表情をもち、同じ文章でも有機的はものに生まれ変わる。
例えば、こんな感じ。
おもろいd(^∇^d)
おもろい
とは言え、顔文字単体での使用はインパクトにやや欠ける。
というのも、顔文字は言葉に感情の正負を付与するものであるからである。
お寿司で例えると、わさびをつけることで魚本来の味を際立たせ、解凍したネタか新鮮でないネタかを判別する感じ。
わさびに主食の役割を求めるのは酷である。
さて、そんな顔文字だが、アスキーアートと組み合わせるとその表現の幅は無限大になる。
大体は造形に無理がたたって、ところどころ歪みがみられたりするが関係ない。
なんならちょっとずれてるくらいの方が狙った感じがでて、面白いのだ。
文字表現でここまで視覚的に訴えかける面白さを僕は他に知らない。
このように顔文字はTwitter界隈では今なお現役で使われ続けていて、利用者もといファンの多いことが伝わっっただろう。
次は更なる認知拡大のために、顔文字の権威とは誰か知らしめておこう。
我こそ権威。
アオミネ is d(・ω・d)
さて、ここからが本題だ。
アオミネの存在を皆に知らしめるのだ。
まずはこの画像を見てほしい。
こちらはTwitterで可愛い女の子を見かけたときのアオミネである。
どうだろう。
見てください、この笑顔を!!!
満面の笑み!!!
この言いたいことも言えない世の中に舞い降りた天使の笑み。
不思議と輝いてみえる。加工女子?否。
溢れんばかりの可愛い笑顔が溢れているのだ。
こちらは有益ツイートへのリプ。
このように顔文字でのリプをすることで最近では一定のポジション確保には成功したのかなと考えています。
顔文字入門【表現の限界】
それではここで突然ですが、顔文字クイズのお時間です。
普段、顔文字を使用する際、日常生活では目にすることのない奇異な形をした文字の数々。
これらにもそれぞれも名前があることをご存知でしょうか?
今からその一部をクイズ形式で紹介していきます。
私、アオミネの表情差分でお送りします
【第一問】無表情のアオミネ
[ac-box01 title=”d(・ω・d)「ω」”]ギリシャ文字のω(オメガ)[/ac-box01]
【第ニ問】笑うアオミネ
[ac-box01 title=”d(^∇^d)「∇」”]∇(ナブラ演算子)[/ac-box01]
【第三問】笑い飛ばすアオミネ
[ac-box01 title=”∂(^∇^d)「∂」”]ギリシャ文字の∂(デルタ)[/ac-box01]
【第四問】感情の読めないアオミネ
[ac-box01 title=”d(・∃・d) 「∃」”]論理学の∃(存在記号)[/ac-box01]
【第五問】ほんわかしたアオミネ
[ac-box01 title=”d(*´∀`*d) 「∀」”]論理学の∀(全称記号)[/ac-box01]
【第六問】嫌そうなアオミネ
[ac-box01 title=”d(・д・d) 「д」”]キリル文字のД, д(デー)[/ac-box01]
【第七問】眠るアオミネ
[ac-box01 title=”d( – ω – d). 。o O 「. 。o O」”]左から順に.(ピリオド) 。(読点)o(小文字) O(大文字)[/ac-box01]
【第一問】猫になれないアオミネ
[ac-box01 title=”(∬ – ω – ) ∬ 「∬」”]二重積分記号, ∬[/ac-box01]
【第一問】ニコニコなアオミネ
[ac-box01 title=”d( ^ ω ^ d) 「^ 」”]サーカムフレックス(発音を区別する記号)[/ac-box01]
【第一問】煽るアオミネ
[ac-box01 title=”(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎ 「ਊ 」”]「バンジャーブ語」の「グルムキー文字」, ਊ[/ac-box01]
【第10問】猫になりたいアオミネฅ^•ω•^ฅ
[ac-box01 title=”ฅ(・ω・ฅ) 「ฅ」”]タイ文字のコーコン, ฅ[/ac-box01]
【第11問】 吐血したアオミネ
[ac-box01 title=”d(・ཀ・d) 「ཀ」”]チベット文字 ཀ[/ac-box01]
今、改めて顔文字について思うこと
いかがだっただろうか。これが顔文字入門。
記事をパクる図々しさ、タイムラインを埋め尽くすクソリプ、必殺技のアスキーアート。
アオミネがTwitter上でどんな人物が伝わっただろう。
この記事を見た誰もが、ぶっちゃけ、何を伝えたかったか読み取れなかったと思う。
丁寧に読み込んでくれた方には申し訳ないが、謝罪をしたいと思う。
そんなものはない。いや、ちょっとはあるけど。
それは僕の様々な表情を通して、文字から本来のニュアンスも汲み取ってほしいということだ。
今日紹介した文字の中には今まで知らないものがたくさんあったことだろう。
しかしだ。
これらの文字は何も好き好んで顔文字の一部を構成しているわけではない。
それぞれに本来の役割があるということを今日はみなさんに知ってもらいたかった。
僕の笑顔を見たときには、偏微分された変数たちに想いをはせ、ニャーニャー言ってたら異国タイの情緒を思い出してほしいのだ。
表情差分だってお手の物。
顔文字はこのように何にでもなれる無限の可能性を秘めている。
顔文字の権威として、このことがみんなに伝われば幸いである。

